年齢を重ねると、ふとしたことで気持ちが沈んでしまうことは珍しくありません。
体の不調、家族との距離感、昔のことを思い出す時間が増えたりして、心がどんよりする日もあるでしょう。
そんなとき、「無理に元気になろう」とする必要はありません。
少しでも心が軽くなる行動を、自分のペースで取り入れてみることが何よりも大切です。
今回は、**高齢者の方が実践しやすい「落ち込んだときに心を整える5つの方法」**をご紹介します。
① 小さな楽しみを予定に入れる
明日の予定が「病院だけ」「特に何もなし」だと、気持ちは沈みがちになります。
そこで、意識的に「ちょっと楽しみなこと」を予定に加えることをおすすめします。
- お気に入りのお菓子を買う
- 昔のドラマを観る
- 孫と電話をする約束を入れる
「これが終わったら、あれをしよう」と思えるだけで、気持ちは前向きになります。
② 光を浴びて体内リズムを整える
気分が落ち込むと、体もだるくなりがちです。
特に、朝日を浴びることは心の健康にとても重要です。
朝起きたら、カーテンを開けて外の光を部屋に入れましょう。
軽くベランダに出て深呼吸するだけでも、脳内で「セロトニン」という幸福ホルモンが分泌されます。
③ 気持ちを書き出してみる
心がモヤモヤするときは、頭の中の気持ちをノートに書き出すだけでも楽になります。
特におすすめなのが「3行日記」や「ありがとう日記」。
例えば:
- 今日も天気がよかった
- コーヒーがおいしかった
- 昔の友人を思い出して懐かしくなった
小さなことでいいのです。書きながら、「自分の中にも良いことがある」と気づけます。
④ 音楽や香りで気分転換する
気持ちが沈んでいるときこそ、音や香りの力を借りて気分転換しましょう。
- 昔よく聴いていた歌謡曲や童謡を流す
- 好きな香り(お線香・アロマ・お茶の香りなど)を楽しむ
最近では、高齢者にも使いやすい【CD付きの癒し音楽集】や【天然アロマの芳香スプレー】などもあります。
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自然な香りが心を落ち着け、リラックスしたひとときを過ごせます。
⑤ 誰かと「一言だけ」話してみる
「気持ちが沈んでいるのに、誰かに会うのは面倒…」という日もあるでしょう。
そんなときは、誰かと一言だけ話す、これだけでも効果があります。
- 近くのコンビニで「ありがとう」と言う
- 回覧板を渡すときに「暑いですね」とひと声かける
- 家族に「今日もありがとう」と電話してみる
人とつながっている安心感は、気持ちの土台を支えてくれます。
■ まとめ:がんばらず、少しずつ
落ち込んだときは、「立ち直らなきゃ」と思わなくても大丈夫です。
自分のペースで、小さな行動から始めてみることが何よりも大切。
今回ご紹介した方法が、心のどこかにそっと寄り添うきっかけになれば嬉しいです。
どうか、今日もあなたの一日が少しでも穏やかでありますように。
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