はじめに
退職後の生活が始まり、年金中心の収入に切り替わったシニア世代。節約も大切ですが、「我慢ばかりの生活」は心まで疲れてしまいます。今回は、節約ではなく「賢いお金の使い方」に焦点を当て、毎日を心豊かに過ごすためのヒントをお届けします。
働き盛り期は「やっぱり節約、貯金」が口ぐせだった私ですが、高齢者になってから思うのは「今を楽しむお金の使い方」の大切さです。たとえば、ちょっと良いお茶や季節の花、小さな旅。高価でなくても、心が豊かになる使い方を選ぶようにしています。老後の備えはもちろん大事。でも、体が元気なうちに、笑顔になれることにお金を使うのも、立派な“人生の投資”ですね。
①：安さより「納得感」で選ぶ消費へ
安いから買う、ではなく「使って気持ちが満たされるか」が重要です。たとえば、自分の趣味に少しお金をかけることは、健康的な心の維持にもつながります。
🖋具体例
- 手紙を書くのが好きな人は、上質な便箋を購入する
- 散歩好きなら、歩きやすい靴に投資する
➡ 納得できるお金の使い方は、幸福感を生む「投資」です。
②：「人に使うお金」は巡り巡って自分に返る
子どもや孫にちょっとした贈り物をしたり、友人とのランチに出かけることも「心の通う消費」です。
- 贈答品選びにこだわると、感謝の言葉や絆が深まる
- 孫の誕生日にオンラインで選べるギフト券もおすすめ
➡「使った分だけ、心のリターンが返ってくる」お金の使い方です。
③：「体験」こそ、もっとも価値ある消費
物よりも思い出に残る体験にお金を使うことが、今のシニア世代では人気です。
🖋おすすめ体験
- 通信講座で新たな趣味を見つける（絵手紙・ガーデニング・脳トレなど）
- オンライン旅行や美術鑑賞で自宅でも楽しめる
- 仲間とZoomで「おしゃべり会」に参加して、孤立防止にも◎
④：お金を使うことへの「罪悪感」を減らすには？
「老後だから…」「もったいないから…」という遠慮をやめて、自分の心が本当に喜ぶ使い方を意識しましょう。定期的に「本当に必要なものは何か」を見直すことが、自分らしい消費に繋がります。
⑤：賢い消費で、未来の不安を減らす
「無駄遣いしない」よりも、「自分を満たす消費」が健康と安心に繋がります。使う時には、ポイントがつく決済サービスや定額制のサービスを利用するのもおすすめです。
⑥：好きなことを“資格”に変える｜人生後半の「なりたい私」へ
「趣味にお金をかけるのはいいけれど、それがもっと“自信”や“形”になったら嬉しい」
そんな風に感じたことはありませんか？
実は今、60代・70代の女性の間で密かに人気なのが「通信で資格取得」という新しいチャレンジです。
在宅で自分のペースで学べるので、家事や孫の世話と両立しながら無理なく取り組めるのが魅力。
🖋こんな資格が人気です（すべてSARAスクールジャパンで学べます）：
- ガーデニングアドバイザー：季節を楽しむ花や緑の知識が深まり、趣味がより豊かに
- ハーブ・アロマセラピスト：リラックス効果を学び、毎日の暮らしに癒しの時間を
- 絵手紙・アートセラピー：心を表現し、感性を活かした生き方へ
- 整理収納アドバイザー：自宅の快適空間を作りながら、実用的なスキルに
「誰かのため」でなく、「自分のため」に学ぶこと。
それは、年齢に関係なく、心を満たしてくれる生きがいになります。
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